M リーグ開幕節(2022/10/03) 感想

実況・解説は、日吉・土田ペア。初心者にとっては、少々理解は苦しいかもしれない。

待ちが表示されたり、アガリの詳細が速報で出たり、見やすいように工夫しているところは非常に良いと思った。

 

【第一戦】

○東 2 局

寿人が 3s を残してドラの 8s を早めに切り出した。結果、14s 待ちのリーチとなり、ツモってのアガリとなった。このドラ切りは、初級者が学んでおくべき打牌であろう。

○南 4 局

寿人のアガリトップの聴牌。14s か 69m のノベタンの選択。9m がすでに場に一枚出ている状態で、寿人は 69m を選択した。枚数を取るか、出やすさを取るか、これは非常に難しい選択であった。

 

【第二戦】

○東 1 局

「4599s233344p3467m」からの瑞原の 34 m 外しは、親の現物の 8m を見てと思うが、三色が消えるので良い選択だったかは微妙である。

 

○南 2 局

「33344556668223m」から、伊達は聴牌取らずの 8p 切り。その後、槓が入った状態で 1m 持ってくるも、これも聴牌取らずのツモ切り。最終的に 4p を引いてきて、変則の役満聴牌。2p は 3 枚切れだったが、5p/2m はフルの 4 枚残りで、ツモアガリ。お見事。

 

○南 4 局

2 位と 25000 点差(倍ツモ条件ですらない)という状況で、オーラス親番の伊達は聴牌したが、不聴宣言。50000 点超えの大トップを持ち帰る選択をした。

 

【まとめ】

開幕戦としては、役満が飛び出したという意味で、とても見応えのある良い対局だった。