M リーグ 2022/23 前半戦総括

W 杯に集中していたため、今年の後半の M リーグの試合はほとんど見ることができなかった。

 

ABEMAS が 1000 pt 超えるプラス域に行きそうな勢いもあったが、結局は 400~500 台に落ち着いた。

序盤から最下位に沈むドリブンズは、浮上のキッカケをつかめないまま。村上が昨シーズンから結果だけ見れば目も当てられない。ただ、そこまで間違った選択をしていないので、ただただかわいそうである。

途中から急激に沈んでいったのはフェニックス。茅森の打牌選択が話題になっているが、「自己流」で片づけていいものだろうか?

序盤で麻雀界を騒がせたのは、松ヶ瀬と「イクラ」。イクラはネタとして、松ヶ瀬の爆発力はすごかった。

 

後半戦はどういった展望になるだろうか。ドリブンズとフェニックスは下位ゆえに厳しい選択肢を取らざるを得ない場面も出てきそうだが、まだ 40 戦以上も残っているので、まだどのチームにも可能性は残っていそうだ。

M リーグ第二十二節(2022/11/08) 感想

第一戦の勝又の判断が面白かった。

 

九巡目くらいでメンゼン・フリテン両面待ちになった勝又は、リーチをせずにそのまま打牌を進める。

すると、十四巡目に親からリーチが入る。

直後に持ってきたのは、すでに自分が暗刻として持っていた 3p。雀頭の 8m は安全牌である状況で、勝又はカンを選択した。この意図としては、「テンパイでありアガリのチャンスがある状態で、かつカンすることで自分のハイテイがなくなるので、安全にオリることもできるから」と本人は説明していた。

ツモ番の有無については着目してなかった。これを短時間で行えるのはさすが勝又と言ったところか。

M リーグ第二十一節(2022/11/07) 感想

(222m)34566m22p45r5s ドラ:2p

 

とある選手はここから 6m をツモで、満貫の 36s 聴牌

・・・のはずだった。放たれた打牌は衝撃の 3m。ちなみに、理牌はしておらず

 

r554s63456m22p

 

という形だったと思う。立直の一発目でもなければ、索子の染め手もおらず、5s を捨てるのがセオリーであろう。

 

なぜこのようなミスが産まれたのか意味不明すぎる。これが「プロ」なんでしょうか?

M リーグ第十七・十八節(2022/10/31~11/01) 感想

二日とも、ドラをたくさん用いた派手な親の倍満・三倍満でほとんど勝負が決まってしまった。

 

運要素が否定できないとはいえ、個人的には面白く思わない。

 

・・・かと言って大きなルール改変も無理なので、受け入れるしかない。

M リーグ第九節(2022/10/18) 感想

【第一戦】

○東 2 局

南家の丸山のリーチに対し、渋川がハイテイずらしのためのポン。・・・なんとハイテイ牌は、丸山のアガリ牌であった。

ハイテイずらしに関する損得は、どれくらいの計算値なのだろうか?

 

 

M リーグ第九節(2022/10/17) 感想

【第一戦】

瑞原の二回のビタ止めからのトップ奪取は見物であった。

①東 2 局の滝沢の 69m の放銃回避

ダブ東仕掛けの滝沢がいるなかでドラを切ってきた松ヶ瀬に対して、安全牌を多く持つように 9m を残しただけのようにも見える。次順に松ヶ瀬からリーチも入ったため 9m が出ることもなくなった。これは必然か、偶然か。

②南 3 局の松ヶ瀬のリーチに対して 3p ビタ止め

瑞原の役牌ドラ 1 の聴牌のところ、松ヶ瀬からリーチが入る。そこで 7p を重ねた瑞原は 8p をワンプッシュ。しかし、次に引いてきた 3p は切らなかった。おそらく 1p 切り立直だったのが気になったのであろう。お見事であった。

 

【第二戦】

目立った場面はなかったように思う。