朝倉康心という男

ネット麻雀界での大躍進を買われて、U-NEXT Pirates の一員となった朝倉康心

 

M リーガー一年目は、ネット麻雀打法を武器に強敵相手によく戦っていた印象。よくやるじゃないか!と感心した。なにより、テレビ対局特有のメンゼン重用思考に対して、鳴きを主体とした現代ネット麻雀で挑んだ姿は、とてもカッコよかった。

 

M リーガー二年目は、チームとしては優勝したものの、はっきり言って決勝での大三元くらいしか印象に残っていないくらいの影の薄さだった。ただ、麻雀の内容自体が悪いわけではなく、単に運が悪かっただけのように見えた。

 

M リーガー三年目、彼は今岐路に立たされている。対人対局に慣れていないの?といったミスを連発。髪型を派手にした日に、まさかの誤ツモをしたのは、印象としては最悪である。人間だれしもミスはあるといえども、あれはいろいろな意味でショックが大きい。メンタルに大きなダメージを負ってしまった影響だろうか、鳴かず飛ばずの日が続いており、このままでは来季の契約もあやしい雰囲気になってきてしまっている。

 

昔の朝倉康心=ASAPIN をよく知ってもいないお前が言うな、という話ではあるが、少なくとも M リーグから彼を見た人たちからは、こんな印象である。

 

M リーグのレギュラーシーズンも残り 30 試合程度。朝倉康心の復活をぜひとも期待している。